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2011年3月16日

【宝くじの闇】すり替えられた日宝業務センター ver1.2

宝くじ販売業務では日宝販とは別に、その業務をサポートする会社があります。
それが日宝業務センターです。

■(株)日宝業務センター ※現(株)タカラパック
会社法人等番号 0104-01-021818(東京都港区)

【会社目的】
1.宝くじ証票の整理業務
2.宝くじ証票の封入封緘業務
3.宝くじの売捌および当せん金の支払受託業務
4.前各号の業務に付随する業務

要は宝くじの流通に絡む業務と、券組みと封緘、販売と支払です。
宝くじは袋に入れずにそのまま発送する未券のものと、枚数を袋にまとめ封緘された券組みのものに分けられます。
くじの封緘には専用機器が使用され、その機械は以前は(株)フロンテック (埼玉県和光市)が卸していました。
フロンテックは破綻したため、その後、(株)ビー・ピー・エス(東京都江東区)がその業務をバイアウトしたようです。
※フロンテックは(株)プライムシステム (後のサンライズ・テクノロジー)の関連会社
※フロンテックのバイアウトはワールドのMBOで有名な佐山展生氏のインテグラル(株)が行いました。

【法人履歴】
1978年6月20日-(株)日宝業務センター 設立
1999年10月1日-(株)タカラパックに商号変更
2005年6月29日-港区西新橋2-36-1から港区南麻布2-4-7に移転

オリジナルの日宝業務センターは上記のような履歴になるのですが、実は第一勧銀、富士銀行、日本興業銀行が帝国ホテルで合併発表をする直前に、どういう理由か、もう一つ日宝業務センターが設立されているのです。
その法人履歴は次のとおりです。

(株)日宝業務センター ※現 みずほドリームパートナー(株)
会社法人等番号 0100-01-065597(東京都文京区)
1999年8月17日-(株)新日宝業務センター設立(東京都文京区白山5−16−6)
1999年9月6日-(株)日宝業務センターに商号変更
2006年3月31日-みずほドリームパートナー(株)に商号変更

【考察】
1999年8月20日 に行われた第一勧銀、富士銀行、日本興業銀行合併の公式発表後に、意図的に会社を入れ替えたような動きです。
新しい方の会社を日宝業務センターという商号に短期的に変えている点が不審なところです。
どうして、オリジナルのままではいけなかったのでしょうか?
実はこのすり替えの痕跡は、第一勧銀が公表しているディスクロージャー資料上でも確認できます。
1)1999年発表グループ会社資料
より

Ngyomu1

2)2000年発表グループ会社資料より

Ngyomu2_2

見ればわかりますが、設立年月日と資本金が変わっています。
※資本金が5000万円から1000万円に減少しています。※登記簿どおり
※住所が両方とも文京区白山となっており、登記事実と異なっています。
もう1点、1999年には第一勧銀のグループ会社として列記されていた(株)日宝販が2000年には削除されてなくなっています。
これは私個人の推測ですが、3行が統合する前に、第一勧銀は過去の会社を隠したかったのではないでしょうか?
現在、オリジナルの日宝業務センターであるタカラパックの業務は、宝くじ証票の封入封緘業務のみになっています。
※ビーピーエスの企業サイトを見ても、主要取引先はタカラパックとなっています。
発売前の宝くじ証票を封緘する作業は重要で機密性の高い業務に思えますが、「利益供与事件関係者名がハーデス・グループに見受けられる件」で書いたように、同事件の逮捕者と思われる名前が登記簿上で確認できるのです。
みずほ銀行が公式に発表している宝くじ関連会社は、みずほドリームパートナー(株)だけです。
タカラパックは公式発表資料では、どこにも記載されていません。

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